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第34回うたおに音楽会 オマージュ ー邦人作品編ー 2008年2月16日(土) 15:00〜 三重県文化会館大ホール |
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2007年7月の第33回うたおに音楽会「オマージュ」から 今回の「オマージュ〜邦人作品篇〜」の企画は始まりました。 その第1ステージは、邦人作品の原点を探るステージ。 演奏前には、スライドに映し出された年表を使って、 指揮者自らが日本の合唱音楽について語ります。 続く最初の演奏は、日本最初の合唱曲である滝廉太郎作曲の 組曲「四季」。♪春のうららの〜 の歌いだしで始まる「春」だけが 有名ですが、本当は、四季を表す4曲から成り立つ組歌なのでした。 その他、山田耕筰がドイツ留学中に作曲した作品をはじめ、 戦後の高田三郎にいたるまでの、歴史的な意味を持つ プログラムが並びました。 一転して、第2ステージは、柴田南雄作曲の「歌垣」 男女の愛がテーマのこの曲。 人間の愛の普遍性を表現するため、 作曲者の柴田南雄さんは、古今東西の「愛」を集め、 この作品を構成しています。 予備知識のない方には理解しがたい内容かとも心配し、 前半部分に用いられた日本書記などのテキストには 現代語訳をスライドで用意いたしました。 また、曲の見せ場は、曲の中間で現れる「つくはねの」 実際の「歌垣」のまま、女声が男声に歌いかけ、 気に入ったら男声が返してカップルが誕生します。 誰が誰に歌いかけるかは、その日、その瞬間しか分からない。 舞台の上でもドキドキして相手を待っていたのですが、 その想いは伝わったのかな? 第3ステージは、ゲスト出演の長田高校音楽部さんのステージ。 それまでと一転して(?)、若さあふれるステージ。 最後のダンスは絶対に「うたおに」では真似できない! 最後の曲が終わった瞬間はこの日一番の拍手でした。 そして、第4ステージは、三善晃作曲の 「蜜蜂と鯨たちに捧げる譚詩」。 自然との共生、人間との共生をテーマとしたこの曲。 元々は、東京混声合唱団と田中信昭先生が、 全国の合唱団と共演するために生まれたこの曲は 互いを理解し共生することをテーマとしている意味で 異なる団体が共に演奏するのには最もふさわしい曲に 違いありません。 総勢で120名を超えるパワーが炸裂し、 その勢いは終演後の打ち上げまで引き続きましたトサ |
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プログラム 《日本の合唱の創生〜発展期》
ピアノ 奥田 映子 オルガン 竹内 美佐 《新しい表現スタイルとしてのシアターピース作品》
(休憩) 《ゲストステージ》兵庫県立長田高等学校音楽部
竹内 渉(2年) 櫻井 祐貴子(2年) 合田 芳弘 ピアノ 山本 果歩(1年) 久留島 歌穂(2年) 樋口 真里奈(2年) 《合同ステージ》合唱団「うたおに」・ 兵庫県立長田高等学校音楽部 賛助出演 混声合唱団Parsley
〜アンコール〜 MI・YO・TA 武満 徹作曲 夕焼け小焼け 三善 晃 編曲 |
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■関連情報■ □第34回うたおに音楽会写真集□ □うたおに音楽会の記録□ |
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2008-02-17-SUN 砂男 記 |
調律中
今回のステージはこんな雰囲気
リハーサル風景。高校生は元気だ!
ホント、元気です。
(本番演奏中の写真がありません。演奏しながら撮影できないので・・・)
↓次から、いきなり打ち上げの写真です。
(高校生とともに、もちろんノンアルコールです!)
乾杯のあいさつの後
アッという間に、食事に群がる
押すな、押すな
長田高校音楽部演奏会宣伝のコーナー
3月に行われるミュージカルステージを一足早く
記念撮影。一体、何人いるのかな?
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