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津市立太郎生小学校 閉校式・閉校記念行事 2010年（平成22年）３月21日（日） 午前９時〜 津市立太郎生小学校体育館 津市・津市教育委員会 太郎生小学校閉校記念事業実行委員会 |
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2006年10月28日に、うたおにが初めて訪れた太郎生小学校は、 三重県と奈良県が境を接する山あいにあります。 2010年３月の閉校が決まり、うたおには、 その最後に立ち会うこととなったのです。 式典に引き続き、すぐに、閉校記念行事に移ります。 会場は満員。地元の皆さん。教育委員会の皆さん。卒業生の皆さん。 皆、何だか、最後の瞬間を迎えて、緊張気味。 うたおにも、若干、緊張気味で演奏を始めます。 前半は、135年の太郎生小学校の歴史を振り返る試み。 太郎生小学校が創立された年に作曲された「カルメン」の演奏から 記念行事が始まりました。 学校の節目節目の年に流行した曲を交え、駆け足での歴史を紹介。 次に、地元、太郎生のグループ、コール・フォレストさんが演奏。 ２曲目からは「うたおに」も加わり、 「太郎生小唄」、「ふるさとの四季」を歌います。 そして、子供たちの演奏。 在校生が5曲。卒業生が3曲を歌いましたが、本当に素晴らしい。 一人残らず、この最後の瞬間を精一杯の声で歌うのです。 会場の空気もそれまでと一変します。 全員が子供たちの歌を心から応援し、そして聴き入っています。 そこが学校の体育館とは思えない程、 全員が音楽に浸っています。 曲が進むにつれ、聴き手の目に、段々と涙が浮かんでいます。 圧巻は、在校生と卒業生が一緒に歌った「あなたに」。 サビのメロディーで、ちょうど１１時３０分。 村のサイレンが鳴り始めました。 ところが、サイレンは演奏の邪魔をするどころか、 ピッタリと、音楽に合っています。 音程、鳴り出すタイミングまで計ったようにピッタリです。 太郎生の集落全体が、閉じゆく学校を惜しんでいたのでしょうか。 サイレンは、子供たちの歌に重ねて むせび泣くようなオブリガードを奏でていました。 最後は、大人も涙腺が緩んだのでしょうか、歌いきるのがやっと。 感動的な時間に立ち会えたことに、本当に感謝します。 感傷的になってしまいましたが、４月から子供たちは 新しい学校で、新しい生活が始まります。 どうぞ、新しい学校を楽しんでください。 うたおにも応援しています。 |
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プログラム カルメンより「闘牛士のうた」） みわたせば（むすんでひらいて） 早春賦 婦人従軍歌 ああ玉杯に花うけて 旅愁 野なかの薔薇 村の鍛冶屋 故郷 あの町この町 平城山 歩くうた リンゴの歌 かあさんの歌 四季の歌 愛燦燦 この地球のどこかで 美杉村村歌（コール・フォレスト） 太郎生小唄（コール・フォレスト、うたおに） ふるさとの四季（コール・フォレスト、うたおに） 歌よありがとう（在校生） 明日にむかって（在校生） ひろい世界へ（在校生） 大切なもの（在校生） あなたに（在校生、卒業生） さよならは言わないで（卒業生） Ｗｉｔｈ Ｙｏｕ Ｓｍｉｌｅ（卒業生） 道（うたおに） 懐かしい未来〜ｌｏｎｇｉｎｇ ｆｕｔｕｒｅ （コール・フォレスト、うたおに） 太郎生小学校校歌（全員） さようなら（全員） |
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| ■関連情報■ □うたおにの学校訪問□ |
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| 2010-03-22-ＭＯＮ 砂男 記 |
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