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三重オペラ協会 第14回オペラ公演

プロスペル・メリメ原作/ルドヴィック・アレヴィ、アンリ・メイヤック台本
ジョルジュ・ビゼー作曲 
カ ル メ ン
(全4幕原語上演、日本語字幕付)

2009年2月14日(土) 15時開演
2009年2月15日(日) 14時開演

津市久居市民会館


出番を待つ衣装



本番を待つ客席



赤い斜線は
見切線
これより前に
行くと
お客様の
目に触れることに




上演予定時刻を
知らせる
張り紙




舞台袖には
小道具一式

 オペラ『カルメン』の原作は、プロスペル・メリメの小説『カルメン』。

 休憩無しで演奏しても、全4幕の合計が2時間40分。

 実際には、幕間に休憩を挟むので、

3時間半弱の演奏時間となります。(長い・・)


 オリジナル版以外にも様々な版がありますが、

特にフランス語圏以外で、台詞に訛りが付くのを避けるために

セリフの部分をレティタティーボに置き換えた版が、

現在で最もよく使用されており、

今回の公演もこの版を用いました。


 そう、今回は原語上演なのです!!

 フランス語ですよ。フランス語。

♪スュラプラース シャカパース シャカンビィャー シャカンバー

 この数ヶ月、何回、このフレーズを聴いたことか・・

 今も、まだ、頭の中をフランス語の歌詞が駆け巡っています。


 でも、歌えば歌うほど、フランス語とこのオペラが、

いかに一致しているかが分かります。

 原語上演で、ヨカッタ、ヨカッタ


 しかし、苦労したのはフランス語だけではありません。

 そもそも数あるオペラの中で、

このカルメンは合唱への負担が極めて高いのです。


 これに立ち向かった、指揮者の濱津先生、演出家の中津先生。

 そして、それを支えた演出助手さん達。

 ご苦労は並大抵ではなかったと思います。

 本当に、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。


 また、「うたおに」とともに、合唱を作ってくださった

合唱団MOA(Mie Opera association)の皆さんには

感謝をしてもし尽くせません。

 皆さんの熱意に我々も大きく刺激を受けました。

 機会がありましたら、また、どうぞ、よろしくお願いします。


 最後に、プログラムにも掲載されていましたが、

様々な障壁を承知で、敢えて果敢に挑んだ三重オペラ協会に

敬意を表するばかりです。
 
 地方のオペラを取り巻く状況は厳しいところですが、

今回の公演をきっかけに

プログラムの冒頭に記された「YES WE CAN」の言葉が

これからどんどんと実現するのを期待してます。



本番を待つ
舞台装置




PAの調整にも
余念なく




舞台袖から
覗く風景




ここで字幕を
操作します

パソコンを操る
タイミングが命

■関連情報■
うたおにとオペラ


2009-2-16-MON 砂男 記

指揮 濱津 清仁
演出 中津 邦仁

14日(土)
15日(日)
キャスト
カルメン 相可 佐代子
味岡 真紀子
ドン・ホセ 神田 豊壽
毛利 和雄
エスカミーリョ 出來 秀一(両日)
ミカエラ 木下 和美
坂田 惠
フラスキータ 倉本 亜紗
安田 未央
メルセデス 伊藤 理絵
佐野 満智
ズニガ 伊藤 貴之(両日)
モラレス 西尾 岳史(両日)
レメンダード 神成 正樹(両日)
ダンカイロ 嶋本 晃(両日)
合唱 合唱団「うたおに」・合唱団MOA・津児童合唱団
舞踊 ダンサーズMOA(振付:高見 侑加)
ピアノ 池田 加代子・堀田ゆかり
パーカッション 三谷 卓也・杉山 泰子
アンダースタディ 水谷 訓子
スタッフ コレペティトール 江澤 隆行
合唱指揮 小柴 信之・川合 俊平
舞台監督 太田 けんじ
照明 杉浦 清数
音響 角野 明則
大道具 クライム
衣装 (株)エフ・ジー・ジー下斗米 大輔
ヘアメイク 服部 小百合
演出助手 勝原美和・桂山典子・倉田佳奈・黒田裕美・前山恵理
制作統括 馬場 浩子
制作委員 稲葉 祐三・星合 智美・渡瀬 容子
事務局 小柴 信之



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