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平成20年度文化庁「舞台芸術の魅力発見事業」
三重県文化会館 夏休みスペシャル

久石譲&新日本フィル
ワールド・ドリーム・オーケストラ
2008
シンフォニック・ミュージカル


2008年8月11日(月) 開演 17:00
三重県文化会館大ホール



 北京五輪の競泳男子百メートル決勝で、

北島康介選手が58秒91の世界新記録での優勝と

五輪二連覇を勝ち取った8月11日、月曜日。


 三重県文化会館の念願だった

「久石譲&新日本フィル」の公演が大ホールで行われたのでした。


 ところで、月曜日は三重県文化会館の閉館日。

 本来、この日の公演はあり得ないのですが、

まさに異例中の異例。

 これだけでも主催者である三重県文化会館の熱意が

伝わってきます。


 この熱意に押されたのか、

月曜日の11時50分集合にも関わらず

「うたおに」をはじめ、三重県合唱連盟から

約100人の歌い手がほぼ集まりました。


 久石さんの合唱練習、ゲネプロと進みましたが、

17時の本番まではアッという間。

 それは、新日本フィルの演奏が時間を感じさせないほど

素晴らしいものだったからでしょうが、

それ以上に「世界中の素晴らしい曲をジャンルにとらわれず

多くの人々に聞いてもらおう」

という、このオーケストラのコンセプトと思いが

我々と満員の聴衆を熱狂させたのではないでしょうか。


 また、この日は3階席まで超満席。

 オーケストラも最高なら、満席のお客様も

この熱演を盛り上げます。


 熱狂のまま、最後のアンコールが終わると、

客席のあちこちでスタンディングオベーションが起こりました。

 まさに「千両役者」久石譲さんは、

滝のように降り注ぐ拍手の中を、ゆうゆうと去っていったのでした。


 あまりに鮮やかで、そして幸せな時間。

 「モット、オレタチモ、ガンバラナクチャ」との決意を

新たにした本番でした。



■関連情報■
オーケストラとの共演


2008-08-12-MON 砂男 記

プログラム

久石譲作曲 ワールド・ドリーム
L..バーンスタイン作曲 「キャンディード」序曲
久石譲作曲 「トゥーランドット」組曲(2008年新作・シンフォニックver.) 作詞 森雪之丞
  第一楽章  序曲 〜 飢えた満月
  第二楽章  トゥーランドットを讃える歌 〜 孤独の旋律
  第三楽章  何の為に生きる?
  第四楽章  草の根を分けても
  第五楽章  炎の花 〜 戦闘のテーマ
  第六楽章  運命は遠い日の約束 〜 歓喜のダンス

ー 休憩 −
L..バーンスタイン作曲 「ウェスト・サイド・ストーリー」より シンフォニック・ダンス
<マイ・フェイヴァイリット・ミュージカル>
R.ロジャース作曲 「サウンド・オブ・ミュージック」より 序曲〜プレリュード
A.L..ウェバー作曲 「オペラ座の怪人」より ミュージック・オブ・ザ・ナイト
A.メンケン作曲 「美女と野獣」より 美女と野獣

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