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当初、１月１４日に開催予定だったこのコンサート。 新型コロナウイルス感染症を複数の団員が発症したため、 公演予定日の数日前に急遽、延期と振替を決定しました。 既に３月半ばでしたが、仕切り直しとなった うたおにニューイヤーコンサートが、３月１８日に開催されました。 第１ステージは、ジョン・ラターの作品集。 １曲目はピアノで、そして２曲目以降はオルガンで。 オルガンは、伴奏をお願いした若井さんのおじい様の私物。 朝からご自宅にお邪魔し、しらさぎホールまで運びます。 しらさぎホールと相まって、豊かな響きで合唱を包んでいました。 第２ステージは、エルダーの作品集。 休憩をはさんで、第３ステージは、ボブ・チルコット作品集。 そして、プログラムには掲載しなかった特別編として、 トークとYAISAMANENAの演奏。 この特別コーナーは、 昨年の暮れに、突然、亡くなった、 アルトの板野玲子さんを偲んでのトークと演奏でした。 まず、トークは、団員の中で最も板野さんとお付き合いの長かった テノールの滝沢久さんと奥様の滝沢洋子さんによる 板野さんの想い出話でした。 誰よりも活動に前向きで、コロナ禍による活動休止から 早く「うたおに」が活動を再開することを 誰よりも望んだが板野さんでした。 想い出話のあと演奏したYAISAMANENAは、 うたおにが２０２２年４月から、３年ぶりに活動を再開した後、 初めて本番で演奏した曲でした 演奏時には、真ん中に設置したピアノを避けるため、 合唱団の中央が空いていたのですが、 そこは、ちょうど女声と男声の境界。 アルトの板野さんの定位置でした。 歌っている最中、舞台の中央に 板野さんが立っていたような気がしたのは 筆者だけでしょうか。 最後は、聞き馴染みのあるＣＭソング、映画音楽などを集めた 第４ステージ。 そして、アンコールの２曲が終わるまで、暖かい拍手をいただいた お客様には本当に感謝です。 また、この振替公演の５日前となる３月１３日以降、 政府からマスク着用は個人の意思によるとの方針が示されました。 このため、ニューイヤーコンサートは、 「うたおに」にとって、マスク無しで歌う 本当に久しぶりの自主コンサートとなりました。 このまま、コロナが収束し、早く板野さんが望んだ 合唱が思う存分楽しめる世の中になりますよう、祈るばかりです。 |
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プログラム １st All thing's bright and beautiful For the beauty of the earth I will sing with the spirit Look at the world ２nd TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR BALLADE TO THE MOON STAR SONET LULLABY ３rd Sunayama 砂山 Mura Matsuri 村祭 Oborozukiyo おぼろ月夜 Furusato 故郷 Momiji 紅葉 Special YAISAMANENA（伴奏つき） ４th On the Sunny Side of the Street スキャットソングメドレー Walking in the Air MAMMA MIA アンコール The Road Home The Lily and the Rose 指揮 小柴雅子 （１st、3ｒｄ） 前川みさお（２nd、４th） ピアノ、オルガン 若井由美子 |
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■関連情報■ □ニューイヤーコンサート□ |
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2023-03-20-MON 砂男 記 | |
