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ひとまずお宿に(2日目)

2012年8月25日(土)
17:00〜19:00



 
 約3時間の練習を終え、会場を片付け移動です。

 いつもなら、せっかくの機会なので、

ゆっくりとお茶かお酒を交えて交流会の時間を設けるのが

「うたおに」のセオリーです。


 しかし、今回はボラパックツアー。

 すぐに宿舎に移動です。勝手な行動は許されません。

 それでも、せっかくなので、夕食会場にお招きしたところ

7人の方がお越しいただけるとのこと。


 よく分かり合える時間のないまま、

明日を迎えるのかと不安になっていましたが、

少しホッとします。


 さて、宿舎は、嶋田荘。

 山田町の中心地から、バスで約20分。

 峠をひとつこえた山間に、この日の宿はありました。


 我々のようなボランティアと、地元の方々が主な利用客。

 今は、閑静なたたずまいを取り戻していましたが、

震災直後は、市内の方々がたくさんお風呂に入りに来たそうで、

地元の方々は一時期、利用を遠慮されたそうです。


 部屋は大部屋。

 学生の頃の合宿所を思い出します。

 さて、風呂を浴び、19時には夕食兼懇親会開始。

 普段の「うたおに」としては信じられませんが、

飲み物はノンアルコールでした。


 地元の合唱団「泉の会」さんが、創立50年になること。

 一方、「山田町合唱団」さんは、

既存の4つの合唱団が震災で成立しなくなったため、

残ったメンバーが母体になり、

再結集した合唱団であることなどを知りました。


 ほかにも色んな情報を交換しあいましたが、

やはり本番前とあって、

話題も明日のことに終始し、

今後のことにまで話が発展しません。

 
 三重災害ボランティアセンターさんは

文化団体である我々に、

一回きりでない息の長い交流を望んでおられました。

 ただ、それには演奏後の交流が重要だと感じます。


 山田町の音楽に、今後、何が必要で、我々に何ができるのか、

 この辺りが次回の課題でしょうか。


 ノン・アルコールであるせいか、いつもの長い宴会になりません。

 20:30には、自然散会となりました。


 本当に珍しく、12時前に就寝です。

 




懇親会の風景




2012-09-09-SUN 砂男 記

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懇親会の風景