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・・・詩情豊かな歌声にのせて・・・
秋の夜長のハーモニー
(史跡旧崇廣堂でのコンサート)

2009年10月31日(土) 開演17時30分

史跡 旧崇廣堂 講堂

主催  財団法人伊賀市文化都市協会




舞台横の風景




ここが舞台




素敵な庭園と






 この日、2つ目の公演は、

伊賀市文化都市協会さんからお招きをいただいた

文化史跡 崇高堂でのコンサートです。

 個人的な感想で恐縮ですが、筆者が6年間勤務をした伊賀市です。

 ここでの、うたおに単独公演は本当に感慨深い。

 きっかけを作ってくださったピアニスト嬢に感謝です。


 さて、崇高堂とは、一言で言えば、昔の藩校跡。

 上野高校、崇高中学校、西小学校を周囲に配した

文教地区のど真ん中に位置し、

旧上野市の文字どおり文化の中心です。


 中に入ると、本当によく手入れされた庭園と、

江戸時代から続く建物が迎えてくれます。

 公演場所は、約60畳の講堂。

 当然、藩校ですから、畳敷きです。

お客様は、座布団に座ってコンサートを聴きます。

 演奏が終盤に行くにつれ、

後ろにもたれられる壁沿いに

お客様が移動していくのが分かります。

 ホント、お疲れ様でした。


 さて、歌い始めると、虫の声や、高校生の部活の声が

遠くから聞こえてきます。

 普段なら邪魔なはずの音が、空間と相まって

むしろ心地よい。


 極め付きは「Voice of Autumn(秋の声)」。

 秋の音をサウンド・スケープの手法で表した曲ですが、

人の声に、虫の声が、沿うように聴こえてきました。

 
 本当に恵まれた環境の中、合唱団もついヒートアップ。

 実にいい演奏でした。


 アンコールは、ご当地ソング上野市(うえのまち)

 かつて、通勤で何度も使った伊賀線(現 伊賀鉄道)の

駅名を歌い、懐かしさがこみ上げました。

 ♪桑町、茅町、広小路、も少し揺られて、上野市(うえのまち)




舞台横の風景




客席は座布団




手入れの
行き届いた
中庭


プログラム

【第1部】
旅愁
七つの子

荒城の月
船頭小唄

あの町この町
ひらいたひらいた

Voice of Autumn(秋の声)
砂山
こもりうた

ねんねしなされ
かあさんの歌

里の秋
夕焼け

【第2部】
踊る子猫
LIBERTANGO
世界の約束

旅立つ日
いのちの歌
涙そうそう

心の瞳
YELL
Heal The World

(アンコール)
上野市
懐かしい未来



2009-11-01-SUN 砂男 記


本番はこの舞台で歌います。直前練習中のピアニスト嬢

舞台横には素敵な活花。さすがは、伊賀市。俳聖の故郷らしく季節を感じさせます。

一歩外に踏み出すと、美しい庭園

中庭も素敵です。

客席です。昔、侍はここで勉学に励んだのでしょう

舞台横の風景2 風流です

これは、おまけ。崇廣堂の目の前にある、田楽の「わかや」さんでの一コマ。中を開けると・・

こんな感じ。これにこの店自慢の田楽がつきます。とっても美味しかった


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