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日韓親善コンサート2004 2004年10月20日(水) 津リージョンプラザお城ホール 18時30分 開演 |
座敷で立食(?)パーティ 韓国側本番 |
日本と韓国が、それぞれ合唱団をお迎えしてコンサートを行う。 言葉にしてしまうと、単純な、でも恐ろしくエネルギーのいるプロジェクトが、小柴信之が指揮する2つの合唱団(アンサンブルあしたば、合唱団「うたおに」)によって行われました。 この日を迎えるまでの膨大なエネルギーを尻目に、当日は台風23号が直撃! 大雨・洪水・暴風雨警報の発令される中、やり直しのできないプロジェクトは決行されたのでした。有料入場者数、78名! 大袈裟でなく、命がけで聴きに来て下さったお客様には、感謝するばかりでした。 ●10月19日 ○10:00 出迎え部隊出発 津米津の三交バス営業所を出発し、バスは小牧空港に12:40着の飛行機を出迎えます。 日本側ツアーコンダクターは、うたおにスーちゃん。普段のお仕事も似たようなことをされているだけあり、テキパキと段取りを進めます。 皆さんをバスに乗せ、まず向かった先は榊原温泉! ○17:00 榊原温泉 日本の温泉を堪能してもらおうという趣向です。大騒ぎしながらお風呂に入り、遅れ気味のスケジュールを挽回すべく、チェックインを後回しにし、そのままレセプション会場の高田青少年会館に向かいます。 ○19:00 レセプション 会場は、約100畳の大広間。ここに10個の卓と中央に料理が並べられます。畳だけれど立食形式という、世界初?のパーティ形式となりました。 レセプションを盛り上げたのは、津高虎太鼓「華之津会」の皆さん。韓国の方々に日本の伝統芸能をお見せしたいという我々の希望を快く引き受けていただきました。約20分の演奏でしたが、音楽は万国共通ということを実感した瞬間でした。 ●10月20日 ○8:00 伊勢志摩観光のはず? 津のホテルを出発し、観光のため伊勢・志摩へ。しかし、台風直撃の中、真珠島とホテルのバイキングのみで早々に引き上げます。 ○15:00 韓国側リハーサル 江南区立合唱団のリハーサルが始まります。ここから2時間、フルヴォイスで歌いっぱなし!あまりのタフネスに全員驚嘆です。後でパワーの源を聞いたら「キムチー!」との答え。コリアンパワー恐るべし。 ○17:00 日本側リハーサル 日本側リハーサル開始。その後、日本韓国混じってのアンコール練習。初見に近いのに韓国側の赤トンボはほぼ完璧。日本側は大丈夫かな? ○18:30 いよいよ演奏会 演奏会開始。台風が最接近と重なり、客席は少なめ。日本側演奏者も客席で聞かせてもらいました。 しかし、お客様の反応は素晴らしく、暖かい拍手をたくさんいただきました。この時、市内は停電はあるわ、信号が消えているわと、大変な状況だったそうです。命がけで会場にお越しいただいた皆さん。本当にありがとうございました。 ○21:15 打ち上げ 台風が去り、風が残るものの、雨は既に止んでいました。最後まで心配しましたが、予定どおり打ち上げ決行! 打ち合わせも無かったのに、日本側・韓国側が、お土産を持参。それぞれがお土産を交換しあいました。 最後は、バスまでお見送り。台風一過の津の町で、大盛り上がりでバスを囲み「蛍の光」を歌う様はさぞかし異様な集団だったでしょう。 ●10月21日 ○8:30 御見送り 前日までの天気が嘘のように晴れ渡る中、江南区立合唱団の皆さんは、観光地、奈良へ向かわれました。
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台風の爪跡 リハーサル風景 |
■江南区立合唱団 ◇イタリア歌曲集 三つの聖歌(ロッシーニ) 「Saria Possibile」 「信仰」 「希望」 「愛」 ◇韓国歌曲集 「スミレ」(ソロ) 「わが心の川」 「花を売る娘」 「新アリラン」 「椿島」 「愛してます」 ■アンサンブルあしたば&合唱団「うたおに」 混声合唱のための童謡メドレー 「いつの日か」 ■江南区立合唱団 ◇アメリカの歌 「Blueberry Hill」 「Down by the riverside」 「Bridge over the troubled water」 ◇黒人霊歌 「Children of Eden」 「Prepare ye the way / Day by day」 「All good gifts」 「We beseech Thee」 〜アンコール〜 ◇故郷の春 ◇赤とんぼ |
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