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コーラスピクニック2002−2003 in 海山
2003年8月3日(日) 午後2時00分開演 
海山町中央公民館ホール



 コーラスピクニックを初めて3年目。
 今回は、第1回ピクニック以来、2年振りの紀州地方の公演が実現しました。
 三重県内とはいえ、海山町までは車で約1時間45分。
 日帰りもできないことはありませんが、体調を考えて(?)かどうだか、半数近くのメンバーが前泊し、気合を入れて公演に備えました。

 朝9時の開館にあわせて、前日の海水浴で真っ赤に日焼けした前泊メンバーが仕込みに入ります。コーラスピクニックも、もう7回目(8公演目)ですから、反響版が無くても、スモークがたかれても、舞台に星が出ても、メンバーも落ち着いています。
 最初の頃は、ロックコンサートのノリで進行する演出にオロオロしていたメンバーですが、これが変われば変わるものです。

 平然と仕込みを見守るメンバーと、日焼けのせいで動作がぎこちない音楽監督が見守る中、予定時間内に(奇跡!)IGAさんが仕込みを終えました。
 
 リハーサルは、オープニングから。
 例によって(これは改善したほうが・・・・)、その場で(ウッ)演出が言い渡され、男声陣は、客席から歌いながら登場することに。アバウトな演出指示を、これまたアバウトに解釈して、それでも何とか形にして細かいことを気にすることなく、リハは進みます。

 めずらしく順調にリハが進んでいたら「急げ!」との指示。何でも、お客さんがロビーまで来ているとのこと。ここは公民館なのでロビーまでは入場できてしまうとのことです。急いで、リハを終わらせ、会場を空けます。
 あとで、ロビーに行ったら、ギッシリと椅子に座って、開場を待っている人人。紀州の皆様、大変、お待たせして申し訳ありませんでした。

 楽屋控室に戻ると、何だか見た顔が。。 富山の「合唱団あるも」のメンバーが駆けつけてくれていました。何でも、朝6時に出発したとのこと。三重県内からでも遠いのに、日本の一番端から紀伊半島の端の方まで、本当にありがとうございます。そしてお疲れ様です。

 富山の日本酒を差入にいただき、メンバーのテンションは次第に高まります。

 いよいよ本番。一曲毎のお客さんの反応が気になります。
 ちょうど時期的なこともあり、後半に反戦をテーマとした「さとうきび畑」、「死んだ男の残した者は」を演奏したときは、会場全体が聴き入ってくれていることを感じました。
 アンコールまで全て終わって、手を振ったら、手を振り帰してくれたお客さんの多かったこと!
  とても、暖かな気持ちになり、団長からの「御浜町からも公演の話が・・・」との話に空想を膨らませつつ、後部座席の3人の子供が寝息をたてる中、家路につきました。

                                            記 砂男

●オープニング   尾鷲節
We are the champions

●クラシック名曲集
Plaisir d’amour(マルティーニ)
An die musik(シューベルト)
Ave Maria(カッチーニ)

●ア・カペラ民謡集
Oy,polna polna korobushka(ロシア民謡)
Diu Diu Deng(台湾民謡)
O waly,waly(スコットランド民謡)
Put,vejini(ラトヴィア民謡)
Och jungfrun(スウェーデン民謡)

●日本の名歌集
浜千鳥
船頭小唄
村の鍛冶屋

夕陽の歌
うた

●世界の名曲めぐり
カナダ 旅行

百万本のバラ
想い出のグリーグラス
大きな古時計
さくら<独唱>

イムジン河
涙そうそう
地上の星
世界に一つだけの花

《きょうのこの一曲》さとうきび畑
死んだ男の残したものは

見上げてごらん夜の星を
Amazing Grace
Oh Happy Day


●アンコール
ふるさと
いい湯だな乾杯

■関連情報■

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コーラスピクニックの記録








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