CBCのスタジオにて


 夕べの疲れでこれでもか!というくらいぐっすり寝て、朝もそれほど寝坊もせず起きてきました。
 ふくらはぎになんだかひんやり冷たいスプレー(?)ふいておいたのが気持ちよかったです。(⌒∇⌒)
 小雨の降っている日でした。
 例によって肌寒いけれど、特に頭が痛いわけでもなかったです。
 えらいもんです、前日あれだけ無茶して(?)
 朝は特に拘束もされていませんけれど、コンサート用衣装などの荷物をまとめておきました。僕は例の予備の提灯もあったし、壊れるといけないのでそれらが少しなら直せるように部品なども準備して、すぐに部屋に戻ってきたときに持てるようにしておきました。

 昼食もかねて、もう何度目?というイートンストアにまた向かいました。
 一番近くで疲れなくて、手頃だったんですよね。

 しばらく買い物をして(この時、ものすごく大胆に万引きする「おばはん」を目の前で見たんです・・・。うーん、僕が見つめてるのに気づきながら・・・)、お昼ご飯はもう手慣れた(笑)例のチェーン店。また違うパターンで揃えて、近くのベーグル屋さんでも、とってもプレーンなベーグルサンドを作って貰いました。(色々指定するとパン生地やトッピング、中身とかも変えられるのです)
 いや・・・これがおいしかった。ほんと!
 パン生地はいくら競っても勝てないんじゃない?
 凝った中身じゃなくても、とにかくベーグルの生地がおいしくて。
 これらも含め、豊富に並んでる野菜、果実を見て突然仕事の頭に切り替わり、

 日本の農業がんばれ!と思った物ですよ。
 ・・・と、言いながら我が家は(食べれない)花生産農家・・・。(^_^;)

 さて、あっという間に集合時間で、ホテルの部屋に戻り荷物をとって来ていよいよCBCに移動です。

 ロビーに下りて来て、打ち合わせをしたというオールズさんと通訳の方がすぐにみえました。

 雨が降ってしまったので、タクシーで移動するようです。

 ホテルの外に出て、小雨に濡れながらオールズさんが一台、一台に説明してくれています。向かうのはCBCラジオビル(国営放送です)
 何台か後にようやく僕も乗り込み、割と緊張・・・。

 タクシーは平日の雨降る中のトロントの中心街を走り、CBCへ。

 緊張していながらも・・・あれ??

 天気が良かったら歩く・・・? 
 とっても気持ちがいいところだから歩くぅ?

 タクシーは15分くらいかかってました・・・。(もしかしたら+α)
 うーん、もしかしてタイだかベトナムだかの料理屋さんもとんでもない遠いところだったんだろうか?
 子連れでとぼとぼ歩いていたらこれって30分くらいかかるよ・・・。
 良かった、雨降って・・・ )゚0゚(

 僕らを乗せたタクシーが着いたのはCBCビルの正面、ビル内に入った所は一体どこにそんなスタジオがあるの?と、フロア内を歩いていくと、なんだか手続きをしてるメンバー達。(降ろされた場所がみんなと違ったのかな?)

 セキュリティーのため一番の「ちびちゃん」までみんな全員に、入館の許可証を一人一人丁寧に発行。(のくせ、あのはがれやすいシールは何?(^_^;)

 それら発行を待ってる間も、お子さま軍団はこんな見慣れないところに来ても元気いっぱい。・・・困った。
 まぁ、妙に体調やら悪くなって貰っても困るけど、この先どうなるか分からない場所でもやかましいぃ・・・。

 全員のチェックを終え、本日の演奏会場グレングルド・スタジオへ入ります。
 トロント側とは現地に来るまではほとんど実務的な打ち合わせがなされないままだったので、実は会場もインターネットで見つけた写真1枚とキャパ400ほどのスタジオということしか分かっていませんでした。
 それで一部バンクーバー側からの情報では、とてもデッドなホールかも知れない
ということが聞こえてきていました。

 放送スタジオということですから、多いにあり得ることです。

 この頃三重の音響の良い環境になれてきている僕らとしては(?)しかも「俳句」を演奏するにはあまり嬉しくないことです。

 どきどきしながら踏み入れた会場、

 客席側から入り、ちょうど日本で最後に歌ってきた津リージョンプラザのお城ホールを一回り小さくしたような規模で、音響は・・・とても良いみたいです。

 舞台に上がってみて、声を出してみる・・・。
 いい感じで響きます。

 うん、ほんと、いい感じ!

 こうしてスタジオ内に入ったのは3時くらいだったでしょうか?

 本番は8時ですから、夕方6時半くらいまでの練習予定です。
 長丁場となりますが、このためにカナダ入りしてから自由時間をまとめてとったのです。集中力勝負です。

 3時間以上といっても、演出のはいる「17俳句」の段取りがどれだけかかるのか・・・。

 何か最近の「うたおに」らしくない、緊張した面もちでウォーミングアップから始まり、いよいよ音出しです。

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