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今回の音楽会は「うたおに」として初めて主催していただいた、単独のコンサートでした。津市教育委員会の方々には多大なご苦労をおかけしました。ありがとうございました。m(_ _)m
お城ホール文化事業と言うことで、これまでも地元の演奏家によるコンサートが「郷土演奏家シリーズ」として開かれていたのですが、今回は「うたおに」が選ばれ、昨年秋に初演したマリーシェーファー作曲の「17の俳句」の楽譜が出版されるにあたって若干改訂されたものを中心にプログラムを組みました。
郷土演奏家シリーズ・お城ホール文化事業
合唱団「うたおに」音楽会
1998年5月1日(金)
pm7:00開演
津リージョンプラザ・お城ホール
指揮 羽根功二 ピアノ 中谷真弓
1 林光の編曲による日本の「うた」
星めぐりの歌
死んだ男の残したものは
ねがい
うた
2 「うたおに」愛唱曲集
翼(WINGS) (武満徹作曲)
ソウラン節 (日本民謡)
お菓子と娘 (林光編曲)
さくら (日本民謡 武満徹編曲)
中国地方の子守歌 (林光編曲)
星に願いを
3 マリーシェーファー作曲・17の俳句(改訂版)
1997年委嘱作品
アンコール
赤とんぼ
川の流れのように(北住 淳 編曲)
世間はゴールデンウイークまっただ中。
準備・練習期間は夏のふたつの演奏会(7月26日うたおに28回音楽会と8月23日うたおに&あるも第3回合同演奏会)も並行して行われ、おまけに年度替わり、農繁期(おっと、これは僕だけだ)でずいぶん「出来」以外にもお客様の入りとか事前の準備が心配されましたが、当日には団内分の450枚は完売津市、プレイガイドから戻ってきた分も全700枚のうち残り30枚まで売り切り(団内分1週間前までは100数十枚のチケットしか売れていませんでした(-o-;))、入場者が570名、と中心になって動いて下さった稲葉先生(テノール歌手・合唱指揮者)が、
「これ以上は入りすぎても座っていただけないし、少ないと見た目に少し寂しいし、何でこんなに上手くいくんやろね?」
って言われるくらいたくさんのお客様に恵まれました。
(だってキャパ600に対して、700枚のチケット+若干の招待券のみですモン)
「俳句」のステージでは客席通路を男声が歩いて入場する序章や、客席サイド側で歌う「オフステージ・コア」の動きも前回は大きな文化会館でしたが、今回も照明で入って下さった「ステージコラブレーションIGA」の方々、相も変わらず手伝って下さるOB(いや休団中と本人はおっしゃります)の舞台監督ほか、団内のスタッフのご苦労で(ホンマご苦労様)、実に自然な仕上がりが出来た「お城ホールでのHaiku」でした。
演奏の「出来・不出来」を愚痴り出すときりがありませんが、暖かい拍手で迎えて下さった570名のお客様に励まされ、「うたおに」色を一生懸命「だそうとした」今回の音楽会でした。
ちょうど10年ほど前にオープンした、このリージョンプラザのお城ホールで、これまでたくさんの本番を踏む機会に恵まれてきましたが、
音楽監督曰く「最もリージョンでいい音を鳴らした音楽会でした」って。(^-^)
ホンマ大変やったけど、やっぱり演奏会って「いい瞬間」がいっぱい待ってます。
もっともっといいものに出会いたいです、ね。
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